法定定期・特殊健康診断
労働安全衛生法に定められた定期健康診断を基本に、消化器系・循環器系・呼吸器系などのオプション検査も豊富にご用意しております。
各健康診断の詳しい検査項目に関しては下記PDFにてご確認ください。
厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署より
定期健康診断・雇入時健康診断
(労働安全衛生規則第44条)
(労働安全衛生規則第43条)
労働者を1人でも雇用している事業者は、1年以内ごとに1回定期的に健康診断を実施することが法令で義務づけられています。
また、新しく労働者を雇い入れるときは、雇入れの直前又は直後に健康診断を実施しなければなりません。
なお、雇入時の健康診断は、適正配置や入職後の健康管理のためのもので、採用選考のためのものではありません。
海外派遣労働者健診健診
(労働安全衛生規則第45条の2)
労働者を6ヶ月以上海外に派遣しようとする時は、あらかじめ健康診断を実施しなければなりません。また、6ヶ月以上海外勤務した労働者を帰国させ、国内の業務につかせるときも、健康診断を行わなければなりません。
特定業務従事者健診
(労働安全衛生規則第45条)
深夜業などの特定業務に常時従事する労働者に対しては、当該業務への配置替えの際及び6カ月ごとに1回、定期健康診断と同じ項目の健康診断を実施しなければなりません。(ただし、胸部エックス線検査については1年以内ごと)
有機溶剤健康診断
(有機溶剤中毒予防規則第29条)
有機溶剤業務に従事する労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際、及びその後6カ月以内ごとに1回、定期に指定の項目の健康診断を実施しなければなりません。
厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署より
特定化学物質健康診断
(特定化学物質等障害予防規則第39条)
特定化学物質を取り扱う労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際及び6ヶ月以内ごとに1回定期に、物質ごとに定められた項目の健康診断を実施しなければなりません。また、特定化学物質を取り扱う業務(労働安全衛生法施行令第22条第2項の業務に限る)に、常時従事したことのある労働者で、現に雇用している者に対しても6ヶ月以内ごとに同種の健康診断を実施しなければなりません。
特定化学物質健康診断は、第一次検査と第二次検査にわかれています。
第一次検査で有所見となり、医師が必要と認める場合は第二次検査を行わなければなりません。
鉛健康診断
(鉛中毒予防規則条53条)
鉛業務に常時従事する労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際及びその後6ヶ月以内ごとに1回、定期に、指定の項目の健康診断を実施しなければなりません。(はんだ付け等一部業務は1年以内ごと)
電離放射線健康診断
(電離放射線障害防止規則第56条)
放射線業務に従事し管理区域に立ち入る労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際及びその6ヶ月以内ごとに1回、定期に、指定の項目の健康診断を実施しなければなりません。
じん肺・アスベスト健康診断
(じん肺法第7条、8条)
粉じん作業や石綿に関連する粉じん作業に常時従事する労働者及び常時従事させたことがある労働者で現に雇用している者に対して、当該業務に就業の際及び管理区分の期間ごとに1回、定期に健康診断を実施しなければなりません。
厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署より
ご予約・受診について
予約
全て予約制となっております。お電話にて申し込みください。
健康保険組合様の補助をご利用の場合は、ご加入の健康保険組合様の補助利用方法をご確認ください。
ご加入の健康保険組合名・代行機関名・受診コースをお伝えいただくとご予約がスムーズになります。
井上病院附属診療所 人間ドック・健康診断の予約・お問い合わせ
人間ドック・健康診断 フリーダイヤル0120-86-9370
※キャンセル・日程変更・検査内容の変更をご希望の場合は、ご予約日の1週間前までにご連絡ください。
※受診当日にキャンセルされた場合は、来年度の健診をご遠慮いただく場合がございます。
▼ 受診日の2週間前
受診日の2週間前に書類・検査キットを送付いたします。受診1週間前までに届かない場合はご連絡ください。
受診に必要な注意事項などが記載されていますので必ずご一読ください。
問診票は全てご記入いただき、検査キットは同封の案内に従って受診当日にご持参ください。
※喀痰や便検査等キットを送付している検査のキャンセルは減額なしになります。
▼ 受診前日
夕食は午後9時までにすませ、十分な睡眠をとりましょう。
▼ 受診当日
当日の朝は飲食をせずにお越しください。(絶飲食を必要とする検査項目がある方のみ)
普段飲んでいるお薬は、7:00までにコップ1杯程度の水で飲んできてください。
受付
問診票、検査キット、受診券等をお預かり致します。
※当院から事前に問診票を送付していない場合は、当日ご記入いただきます。
※受診券等、提出書類を忘れた際はご受診いただけない場合があります。ご注意ください。
検査・測定
身体測定、尿検査、胸部レントゲン、心電図、採血など
診察
一部の検査結果につきましては、診察時にご説明させていただきます。
結果
後日書面にて、受診日から2~3週間程度でご報告致します。
注意事項
※コースによっては、お薬の制限がある場合があります。
必ず事前書類すべてに目を通し、問診票、同意書などはご記入の上ご持参ください。
※眼底検査・眼圧検査がある場合、コンタクトレンズをご使用の方はケースをご持参ください。
※当日はできる限りお車での来院はご遠慮頂き、公共交通機関をご利用ください。
※生理中の場合は、尿検査・便検査・子宮細胞診などの検査ができない場合がある為、日程の変更をご連絡ください。都合により、再来院していただく場合があります。
また、妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は胸部X線・子宮細胞診・胃カメラなどの検査ができませんので事前にご連絡ください。
検査結果について
検査結果につきましては、受診日から2~3週間程度で書面にてご報告させていただきます。
結果が届きましたら、できるだけ早く内容をご確認ください。
▼ 二次検診
一次健診を生かすためにも「自分の体を知るよいチャンス」と思い、対象となったときは必ず二次検診を受けましょう。
大切なのは「受けた後!」です。
再検査や精密検査が必要であるにも関わらず、「何も自覚症状はないし、大丈夫だろう」など自己判断で放置してしまっては、せっかくの一次健診(健康診断)も無駄になります。
検査結果に再検査や精密検査の案内があった場合には、面倒でも必ず検査を受けましょう。
治療が必要となった方は、医療機関を必ず受診してください。